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プレゼンテーション研修

【研修特集】問題解決研修:問題解決力を鍛える社員研修プログラム

ビジネスは問題解決の連続

問題解決力の重要性が高まる背景

決まったことを正確に実行するオペレーショナルな仕事は工場であれば機械に置き換わり、オフィスであればパソコンに置き換わっていきます。ビジネスパーソンとしての価値は、オペレーショナルな仕事で発生するトラブルの処理や、価値を生み出すオペレーションを作り上げることに益々移行していきます。
このビジネスパーソンとしての価値の源泉こそ、問題解決力です。さらにボーダレスな時代においては、機械やパソコンだけでなく、低賃金の労働力が、日本のビジネスパーソンに問題解決力のさらなる向上を喫緊の課題とするのです。

問題解決型人材とは?

問題は現実と理想の差(ギャップ)です。
現実を理解できない者にも、理想を持たない者にも問題は見えません。問題解決型人材(プロブレムソルバー)になるには、シビアに現実を直視し、飽くなき高い理想を追い続ける必要があります。
そして、同時に、そのギャップを埋めるための手法を身につけていることが必須です。私たちの身の回りには、問題解決力の高い人も低い人もいます。しかし、どんな人間にとっても問題解決力は後天的に備わる能力です。自然任せで問題解決力が高まるのを待つのではなく、積極的に能力開発をしましょう。自らを、そして組織の構成メンバーを積極的な教育で問題解決型人材に育てあげましょう。


どのように問題解決力を高めるか

問題解決・問題解決力とは何か?

1つ1つの問題はすべて異なり、同じ問題が同じ状況で発生することは二度とないかもしれません。しかし、問題解決には、ある程度決まった手順、つまりプロセスがあり、さらに、ここに気をつけるとぐんと解決へ近道になる勘所、つまりポイントがあります。プロセスとポイントの理解が問題解決力を高める第一歩です。

問題解決のステップと内容

図:問題解決のステップ(一般的な例)
問題の特定問題は其処彼処に存在します。しかし、すべての問題を解決するべきかと言えば違います。問題の中から解決すべき問題を課題として特定する必要があります。解決すべき問題は何か?この論点に答えるのが最初のステップです。
原因の把握問題を引き起こしているのは何か?この論点に答えるのが「原因の把握」のステップです。このステップではロジックツリーを使って、因果関係を原因にむかって膨らませていきます。始めに「どこか?」を優先して問題の存在する場所を特定し、その後「なぜか?」を続けて因果関係を辿るのがポイントです。
目標の設定このステップでは「解決すべき問題」の測定方法とその測定結果である「目標値」を決めます。何をどれほど変えるのか?がこのステップの論点です。目標値はたとえ根拠の薄い数値でも“決め”によって設定してかまわないのですが、「何を、どのように測定するのか」という測定方法は明確にしておく必要があります。
解決案の作成このステップでは、目標を達成するために原因となっている物事を取り除く策を考えます。解決策のアイデアは既成概念を取り払い自由な発想で沢山出すのがポイントです。解決策のアイデア出しと、それらの中から実施案を絞り込む2つのステップに分けて進めるのがよいでしょう。
解決案の実施解決策の実施に期間を要するのであれば、プロジェクトしての管理が必要です。プロジェクトの管理は「誰が何をいつまでにするのか(タスク)」を明確にしながら進める必要があります。直近は詳細に、やや先は大まかにタスクを設定するとよいでしょう。
解決の確認解決策のやりっぱなしはいけません。Plan⇒Do⇒Checkのチェックの癖の無い組織では、言いっ放しや遣りっ放しが横行してしまいます。解決したかどうかをしっかり確認することで、功労者を本当に労うことができます。

問題解決研修について

問題解決研修では何を教えるのか

問題解決研修では、問題解決のプロセスとポイントを理解します。
しかし、理解できることと、実際に出来ることには大きな隔たりがあります。この隔たりを埋めるために、多くの実践的な問題に取り組みます。問題解決研修では、最初はゆっくりでも良いので正しい型(プロセスとポイント)を実践し、徐々にスピードをあげていき、理解できたことを実際に出来るようにしていきます。

問題解決研修事例(実績)紹介

過去に実施した問題解決研修の事例を紹介します。問題解決研修の目的と達成目標(研修の提供価値)を明確にし、研修受講者に合わせた問題解決研修を設計します。実際の問題解決研修の設計段階では、『人材育成担当者(研修担当)』と『研修担当講師』『研修営業担当者』などの関係者で「誰に、何を、どのように」を中心に打ち合わせ、具体的な問題解決研修の設計を行います。社員研修・企業研修を通じて問題解決力を向上させる最適なプランをご提案します。


問題解決研修事例1

エネルギー業界の大手企業で、若手社員を対象に問題解決研修を実施。(半日研修:4時間)
個々の問題解決の潜在力は高いものの、チームとしての問題解決力が今ひとつと感じていた人材開発部門からの要望をうけて、チームで行う問題解決 (実践講座)を実施しました。

研修1日目研修2日目
4
hours
(問題解決研修事例1)

▼「問題とは何か?」を定義する

▼練習問題 ~まずはやってみよう~

▼問題解決の難所はどこか?
・進め方に対する合意形成
・論点を分けて進める

▼問題解決の手順
・問題確認のなかみ
・目標設定はいつするのか
・原因分析・解決策立案・解決策評価の進め方
・メンバーを迷子にさせない進め方

▼実践課題と解説
・ポストイットを上手に使った問題発見
・迷わない「緊急×重要」の考え方
・誰も教えてくれなかった「課題の設定方法」
・因果関係は、遡ってから掘り下げる
・2軸による評価の考え方など、考え方のコツを整理しながら実践課題にチャレンジします

▼振り返りと質疑応答

問題解決研修事例2

消費財メーカーの中堅社員を対象に問題解決研修を実施。(1日研修:6~7時間)
製品開発や製造現場、さらにはクレーム対応など様々なビジネスシーンでエンドユーザーであるお客様の満足度をあげるために、どのような問題をどのように解決していくべきか、ケースを利用しながら、グループワークで問題解決に取り組みました。

研修1日目研修2日目
6-7
hours
(問題解決研修事例2)

▼「問題とは何か?」を定義する

▼練習問題 ~まずはやってみよう~

▼問題解決の難所はどこか?
・進め方に対する合意形成
・論点を分けて進める

▼問題解決の手順
・問題確認のなかみ
・目標設定はいつするのか
・原因分析・解決策立案・解決策評価の進め方
・メンバーを迷子にさせない進め方

▼問題解決の勘所
・ポストイットを上手に使った問題発見
・迷わない「緊急×重要」の考え方
・誰も教えてくれなかった「課題の設定方法」
・因果関係は、遡ってから掘り下げる
・2軸による評価の考え方 など

▼問題解決の実践課題

▼振り返りと質疑応答

問題解決研修事例3

金融機関の幹部候補生を対象に問題解決研修を実施。(2日研修:6~7時間×2日)
組織力を強化する一環として問題解決力強化に取り組みました。社内の問題解決を共通言語で進められるように、各部門の中心を担うことを期待された幹部候補生が問題解決の集中トレーニングを合宿で受講しました。

研修1日目研修2日目
6-7
hours
(問題解決研修事例3)

▼「問題とは何か?」を定義する

▼練習問題 ~まずはやってみよう~

▼問題解決の難所はどこか?
・進め方に対する合意形成
・論点を分けて進める

▼問題解決の手順
・問題確認のなかみ
・目標設定はいつするのか
・原因分析・解決策立案・解決策評価の進め方
・メンバーを迷子にさせない進め方

▼実践課題と解説
・ポストイットを上手に使った問題発見
・迷わない「緊急×重要」の考え方
・誰も教えてくれなかった「課題の設定方法」
・因果関係は、遡ってから掘り下げる
・2軸による評価の考え方など、考え方のコツを整理しながら実践課題にチャレンジします

▼振り返りと質疑応答

▼ビジネスシミュレーション①
 (トレーディングゲーム)

▼問題解決セッション
 (ゲーム内の問題を解決する)

▼ビジネスシミュレーション②

▼問題解決セッション

▼ビジネスシミュレーション③

▼問題解決セッション

▼振り返りと質疑応答
研修お問い合わせ問題解決研修は、多くの企業で導入され、高い評価を頂いております。大手企業から中小企業まであらゆる規模、あらゆる産業の企業向けに問題解決の実践的なノウハウの提供を研修を通じて行っています。企業ごとのニーズ・課題に合わせた研修カスタマイズも行ないます。お気軽にお問い合わせください。